午後の部からは、『リキ・リョク・チカラ』さんの水を使った簡単実験(ワークショップ)です。

 

 

 

【水を使った簡単実験 〜仮説・検証・探求の大切さを学ぼう〜】

 

  1.雲の作成

 

  2.浮くのかな?沈むのかな?

 

  3.浮沈子(ふちんし)の作成

 

  4.スライムづくり

 

  5.シャボン玉の中に入ってみよう

 

 

 

 

『雲の発生装置』

 

 

 

ペットボトルの先についたつまみ(栓)を30回握ります(圧力をかけます)。

 

 

  

 

最後につまみを外すと、プシューっと大きな音を立ててペットボトルの中に雲が発生しました。
突然の雲の出現に、子どもたちはびっくり。

 

 

 

 

『浮かぶかな?沈むかな?』

 

  
 
バナナを水に浮かべます。子どもたちは、浮くのか?沈むのか?グループごとに話し合います。
結果は、バナナは水に浮くことがわかりました。

 

 

  

 

では、そのほかのモノはどうでしょう。調理器具(ボール、オタマ、しゃもじなど)や
果物(みかん、りんご)を浮かべてみます。

 

 

  

 

最後は、何が浮かんで沈んだのか、班ごとに発表します。発表者は日本語教室のこどもたちでした。

 

 

 

 

『浮沈子(ふちんし)』の作成

 

  

 

『浮沈子』は、容器を押したり離したりすることで水圧が変わり、なかのお魚の容器が
浮いたり沈んだりする装置です。子どもたちは好きな色を使って装飾していきます。

 

 

  

 

お魚の容器に、重りのナットと針金で作った釣り針をつけます。水が満杯に入ったペットボトルに
お魚の容器を入れて出来上がりです。

 

 

  

 

ペットボトルを押すと、なかのお魚が浮上し、力を抜くと魚は沈みます。子どもたちは
「なんでだろう?」と何度も押したり手を離したり、魚の上下運動のメカニズムを
一生懸命解明しようとしていました。

 

 

 

 

「スライム」作り

 

  

 

コップのなかの液体を、おはしでグルグルとかき混ぜます。

 

 

  

 

すると、だんだん液体に粘り気がでてきます。スライムに近づいていきます。
液体には「忍者絵具」(紫外線に反応して色が変わる塗料)を混ぜてあるので、
日光に当てると、スライムの色が紫がかった色に変わりました。

 

 

  

 

最後に、スライムにストローをさして息を吹き込むと、大きなスライム風船ができます。
子どもたちだけではなく、ボラチル・サポーターのみなさん、日本語教室のボランティアさんも、
楽しそうにスライム風船を膨らましています。

 

 

 

 

『しやぼん玉の中に入ってみよう』

 

  

 

  

 

最後は巨大しゃぼん玉の中に入る実験です。まずは子どもたちは一人ずつ、ビニールプールの
中に立ちます。リキ・リョク・チカラさんが、ゆっくりとシャボン液のついた輪を持ち上げると、
子どもたちはシャボン玉の壁に囲まれます。数秒の出来事でしたが、子どもたちは大興奮でした。

 

 

 

 

『今日のふりかえり』作文

 

  

 

  

 

無事すべてのプログラムが終わったので、子どもたちには最後に今日の振り返りの作文を
書いてもらいます。日本語教室の子どもたちも、日本語を書くのが苦手な子は、
ボランティアさんにサポートしてもらい文章を書いていきます。どの作文をみても
『楽しかった』『面白かった』『またやりたい』と書いてありました。今日一日、子どもたちは
思いっきり楽しむことができたようです。

 

 

 

 

昨年と同様、「稲沢市社会福祉協議会」さんの呼びかけのもと、

 

ボラチルのみなさんと日本語教室の子どもたちが交流する機会を頂きました。

 

また、今回は午後の部を「リキ・リョク・チカラ」さんに担当して頂き、

 

昨年よりも内容の濃いプログラムを組むことができました。

 

社会福祉協議会さん、リキ・リョク・チカラさん、本当にありがとうございました。

 

 

 

【リキ・リョク・チカラ】

 

  体験学習の要素をもちいたりしながら、「元々持っている力を活かし、主体的に生きる」を
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